手作り石けん素材

石けんの素材として使えるもの
及び使ってみた物は感想をまとめてみました

※効果を保証するものではありません


素材名

簡単な説明や様々な方の感想

個人的な感想

クレイ

カオリン クレイの中では効果が穏やかで初心者、敏感肌向けとされる
オイリー肌でパックすると、吸いきれずに皮脂が浮いてくることもあります

ガスール 水に触れるとマイナスイオンが発生し、汚れだけを吸着するといわれている
発熱して毛穴を開かせるという噂もありますが、実感したことはありません

グリーンイライト 強い洗浄力があり、体の中の毒素を吸着するといわれている
体内浄化として飲む場所もあるそうですが、石けんは当然食べてはいけません

デザートローズ 肌質を選ばす、炎症を抑えるといわれている
  

デッドシークレイ 文字通り死海で採れる。ミネラルが大変多いが、粒が粗いことが多く、肌が弱い人には向かない
  

パスカライト 奇跡のクレイと呼ばれることもあり、湿疹や傷の修復にも効果があると言われている
  

ベントナイト モンモリロナイトとも呼ばれ、水分を多く含む性質がある。火照った肌を穏やかに静める
皮脂を取ってもらうより、水分補給に向いている気がしました

マリーンファンゴ ミネラルが多く、汚れの吸着とミネラル補給の一石二鳥を狙って使われることが多い
汚れが吸着された実感は感じませんでしたが、しっとり感は強く感じました

その他・食品など

あずきパウダー サポニンという成分が毛穴の汚れを取るのを助けると言われている
食用のさらしあんを使います

コーンミール スクラブ効果を取り入れるために使われる。かなり粗いため、主にボディ用
  

ココアパウダー チョコレートの香りと茶色の着色をするために入れられる
カカオバター・ミルク系と組み合わせればそのまんまココア石けんができます

粉ミルク 牛乳と同じく保湿効果がある
 

砂糖類 保湿力が上がり、石けん自体の泡立ちがよくなり透明感が出る
透明石けんには必須の材料です

シルクパウダー 保湿効果があり、肌を明るくするとも言われている。ヘアケアに使うと、ハリとコシが出るとされる
  

竹炭パウダー 皮脂を吸着し、さっぱりと洗い上げる。
クレイより肌残りが少なく感じられます。入れると灰色~真っ黒です

にがり 肌のキメを整え、つるつる肌になると言われている
  

蜂蜜 砂糖の内容に加え殺菌、炎症を抑えるといわれている
  

マヌカ蜂蜜 蜂蜜の中でも特に優れた抗菌作用があると言われる
マヌカの名前で有名ですが、実は精油のティーツリーと同じ木です。薬のような香りがします

卵黄 ヘアケアに主に使われ、パサつきを抑えしっとりとさせてくれる
ちょっとでも気を抜くと「炒り卵入り石けん」になってしまうことで有名です

ROE ローズマリーエクストラクト。ローズマリーに含まれる抗酸化成分を抽出したもので石けんの劣化を抑える
これのおかげか、生卵を入れた石けんが半年たっても劣化していません

※様々な方の感想とは
前田京子「オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る: 『お風呂の愉しみ』テキストブック」飛鳥新社 2001
小幡 有樹子「肌に髪に「優しい石けん」手作りレシピ32」祥伝社 2001
タジマ ソワ「Soapers soap―世界にひとつの石けんを作ろう」生活情報センター 2006
以上3冊に掲載された説明を独自に纏めたものです